朝、ゴミ出しのついでに散歩していました。
夏の間は朝から暑くて、すぐ家に帰っていたので
久しぶりです。
夕方の散歩でよく通る道で、
見慣れない大きめ白い花を見つけました。
おや、ここはいつも ピンクの大きな花が
咲いているところじゃないか。
こんな白い花あったっけ。
今まで気づかなかった。

この花、いつも咲いてるピンクの花に
本当にそっくりです。
きっと 色違いだ。同じ種類なんだろう。
根元で株が分かれてるのかしらんが、
それにしても、 今日に限って
いつものピンクの花が一輪も咲かず、
白いのが突然沢山咲くって、不自然じゃないか?
・・・酔芙蓉って ご存じですか?
確かそんなような花があった気が・・・
咲いたときは白い花で、だんだん花の色が
赤く変化していき 夕方にははっきり
ピンクの花になるのです。
まるで酒の酔いが回って、顔が赤くなるようで、
酔芙蓉というそうです。
昼過ぎ3時ごろ、行ってみたら、
うっすらピンクに染まっていました。
(花びらの縁から酔いが回っていくようです。)

夕方、母とまた見に行って 偶然
この家の人と行き会い、確かめたから
間違いないです。
千歳町、(現浜松駅西側、ザザの裏側南側
江戸時代には遠州一の花街だった。)
から 株分けしてもらったものだそう。
かなり珍しいものなんだって。
確かにあまり、見ませんね。
今年は咲き始めるのが遅くなり、
私がのこのこ散歩に来る秋口まで咲き続け、
奇跡の出会い(?)を果たしたのでした。
なお、花は気温によって染まるので、
涼しめの日は 一日中シラフです。
今の時期に見れば 色が変化するなんて 分からない。
私はここに、生まれてこの方 ずっと
住んでたのに 気づかなかった・・・
ご近所散歩は奥が深い。



