さて、家康公の小豆餅伝説を
描くことにしたのですが、
まずは調べなければ。
「なみこぞう」のおまけ
エピソードとはいえ、
家康に茶店のお婆さん、
追手の武田勢と それらしく
描きたいものです。
武田、徳川の構図をはっきり
させるため、
家紋は必須、
お婆さんにはガマ口を持って
もらい、お金感をだします。
武田は赤備えで赤っぽく
家康は・・・はて、
どんな格好をしてたんだろう?
さて、家康公の小豆餅伝説を
描くことにしたのですが、
まずは調べなければ。
「なみこぞう」のおまけ
エピソードとはいえ、
家康に茶店のお婆さん、
追手の武田勢と それらしく
描きたいものです。
武田、徳川の構図をはっきり
させるため、
家紋は必須、
お婆さんにはガマ口を持って
もらい、お金感をだします。
武田は赤備えで赤っぽく
家康は・・・はて、
どんな格好をしてたんだろう?
行けども行けども 緑の海(畝)
ここは茶畑。
絵本「なみこぞう」を作っていた時、
遠州名物をたくさん入れようと
思っていました。
お茶とかみかんとか ウナギとか
徳川家康とか。
あなたは、ガマの穂がほぐれる(はじける?)ところを見たことがありますか。
私はありません。(生では。)
ガマは、有る所には有るが無い所には無いのです。
いや 待てよ、有るじゃないかあそこが。
浜松市民の憩いの園、
はままつフラワーパークが!
さっそく電話で確認だ。
花「あるには ありますが・・・」
なんだか歯切れが悪い・・・?
花「雑草あつかいですけど・・・」
もう秋ですね。
秋と言えば、
ガマですね(?)
ガマガエルではなく
水辺に生える
蒲です。
ふわふわの穂綿になります。
布団のことを
蒲団と書くことが
ありますが、
昔、綿の代わりに
蒲の穂綿を入れる
ことがあったからです。
そんな穂綿に包まれたら、
弱った白うさぎも
さぞかし癒されるだろう・・・
・・・と思ったら、
なんと原文には
穂綿は出てこないのです。
絵本「因幡の白うさぎ」で
最初にワニを見に
行ったのは、「熱川バナナワニ園」でした。
(熱川とかいて”あたがわ”と読みます)
ここに、イリエワニがいるのです。
実は、ワニは淡水に棲む生き物です。
川ワニがクロコダイル
沼ワニがアリゲーター
ざっくりそんな感じです。
しかし、イリエワニは
八百万の神と言いますが、
オオクニヌシには
八十人の兄がいます。
(やそがみといいます。)
八十とは
「たくさん」
という意味で、
厳密に八十人、という
わけではなく、
もっと沢山いたかも
しれませんし、
八十人よりは
少なかったかもしれません。
ああ、よかった。
「因幡の白うさぎ」で
八十人も描いてたら、
A5判画面から
はみ出るぞ。
田んぼの隅に、
白いビニール袋が置いてありました。
それは、山に分け入るほどに
増えていき
田を家を覆いつくしました。
雪でした。
「因幡の白うさぎ」を
作っていた時、私は
鳥取(旧因幡)へ取材に
行ったのです。
瀬戸内海側から日本海側へ
向かう時、
山を越えるのですが
そこでは雪が
降っていたのでした。