浜松西高校 開校100周年
おめでとうございます。
西高は 母の出身校です。
戦後わりとすぐだったので
入試に英語が無く、
(戦争中、英語は敵性語だったので
教わってない。)
男女共学になってから三年目
一番女生徒が少ない学年でした。
男子生徒300名近くに対して
女子生徒は5名!
(全校では男子900名ほど
女子は26名・・・母の記憶によれば)
男子に混ざって 男っぽくなっては
いけないと、女子生徒は全員
部活としてお茶とか習わされたそうです。
当時はまだ、男女平等に
なったばかり。
女の子が高等教育を受けることを
よく思わない人もいて
「女は いくら勉強が出来たって
ダメだよ。生理がきたら、どんどん
知能が落ちる。」
そんなことをいう先生もいたそうな。
そんな声に耳を貸さず、
良い成績を上げ続けた先輩たちの
おかげで、今 女性が高校や
大学行くのも当たり前に
なったのですね。
さて、母がまだ女子高生だった時、
西高に女子の制服はありませんでした。
みんなそれぞれ、自分で制服っぽく
作って、着ていたのです。
最初の制服を決める時、
母の制服のデザインが採用された
そうです。
ほ、ほんと?
今の大きなエリの、ではないでしょうが、
箱ひだのスカートだったのは
覚えているそう。
(口絵に描いてみましたが・・・)
西高だって今の制服になる前に
色々変えたりデザインしなおしたり
してるだろうから
ありえない話でもないでしょうが、
正式に決まる前の 仮のデザインか?
本人は嬉しそうに語るので
一応、 ここに記しておきます。
私も本当は西高行きたかったな・・・
色々あって 通信制に行ったけど、
(これはこれで楽しかったけど)
街で女子高生がたむろしてても
西高の白い大きなエリは
すぐわかる。
浜松女子の憧れです。