朝、庭に出た母が
三つ葉を採ってきました。
「あれ? 三つ葉?」
「うん、 フキのところに生えてる。」
なんと
我がアパートの前は
庭が広がっています。
しかし、とても庭とは言えない趣で・・・
つまり、荒れ放題の空き地です。
自然のままに放っておくのが
母の方針です。
そんな状態ですが季節は
楽しめます。
今の時分ならたんぽぽ
(↑生で食べられますよ!)
ちょっと前ですがフキノトウ
(成長してフキになるとアパートの
入居者さんが もらっていいか 聞きに
きます。快く承諾すると
きゃらぶきにして持ってきてくれました。
これだから大家はやめられない)
私の子供の頃は、シソなんかも自生
していて、青じそは胸のあたりまであって
シソ100パーセントのかき揚げとか
食べることができました。
風邪ひいたときは
その辺でニラ摘んできてニラおじやに
したものです。
しかし、だんだんシソもニラも
見られなくなっていきました。
土地が瘦せてきたのでしょうか。
庭の雑草たちは
野イチゴが生えてみたり 無くなったり
紫蘭が咲いてみたり 消えたり
彼らなりの栄枯盛衰があるようです。
そんな中、私たちにとっては嬉しいことに
三つ葉が復興の兆しを見せ始めています。
三つ葉と言えば昔はわさわさと生えていて
摘んだって摘んだって無くなりませんでした。
それがいつの間にか 消えてしまい
残念がってきたのですが・・・
「前と違う場所に生えてきた。」
「美味しいねえ」
「いい香りだねえ」
願わくばこのまま三つ葉が
生い茂りますように。
庭が活気づきますように。
あ・・・すると
私の苦手な虫たちも増えるのか・・・
う~ん 悩ましい。