制作楽屋話  稲架

固定してあるひもは、思ったより細め。

 

そぼ降る雨の中、刈田が広がり

稲架が延々と続きます。

 

カラス達が群れて

稲架の上に黒々と

止まっています。

 

秋の花川は こんな感じ。

 

稲は刈り取った後

稲架(はさ)に掛けて

干されます。

 

調べるとこの稲架、

地域によって形が違い

私が見慣れていたものは

東海地方独特のものだと

いうことが分かりました。

 

 

こ、これは是非、

絵本に描き入れなければ。

 

絵本「なみこぞう」には

遠州名物をできるだけ入れるんだから。

そんなわけで 取材に来たのでした。

 

まず、メジャーで稲架(私の家では

はず、と言っていました。

 

はさ→はざ→はず と訛っていったらしい)

の、高さ等測ってサイズ感を把握。

 

稲架の組み方を観察 スケッチ。

 

ついでにあぜ道の秋草などスケッチして

気が済んで帰りました。

 

家に帰りついてから

「あれ? 筆入れが・・・無い?!」

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